映画・テレビ

2009/08/16

意志の勝利

ナチスのプロパガンダ映画を見てきました。
Ishinoshouri

私は政治プロパガンダの類に興味を持っていて(そういうのに騙されないぞとの批判的意識からです。念のため)、その観点からすると大変興味深かったですね。映像の撮り方も当時としては本当に上手くできていて、同時期の日本の記録映像などとは笑ってしまうくらいです。(もっともニュース素材と芸術をも追究した記録映画と比べることは出来ないんでしょうが)

技術的な面と白黒という点からか夜間の式典の様子がよく分かりにくい点はありましたが・・・

突撃隊だとか親衛隊とか労働なんとかとかとにかく組織がたくさんありそれぞれの顔を立てる必要があるためか、網羅的に一つ一つを紹介しているため、構成上のメリハリ感がないのはやや残念だ
が、指導者達から自分の取り上げ方が少ないとクレームも付いたそうだから仕方がないのだろうか。

特筆すべきは副総統のヘスのヒトラーの持ち上げ方で、会社にもいるこういうごますり男みたいな感じで妙に親近感を持ってしまった。


この映画は1934年の党大会の記録なんですが、1928年に初めて国会議員を選出してわずか6年でこんなにもなってしまうというのはちょっと恐怖を感じました。しかも革命とかではなく民主的な選挙で政権を取ったというのですからなおさらです。

日本でもとにかく政権取らせろ(でもその後は4年間は任期満了まで解散しない)なんて叫んでいる政党がありますが、国政をちょっとやらせてみようという基準で選んでしまうとこうなるという見本でしょうな。

当時の熱狂する市民は今から見ると客観視できますが,自分が当時のドイツ人だったらどうだったろう、やっぱり熱狂的に右手を掲げていたか、少なくともバスに乗り遅れじとためらいながらも支持していたんじゃないかと思ってしまいました。逆に当時ドイツに在住していたユダヤ人だったらどう思っただろうとか色々考えてしまいましたね。

下世話な所では当時のドイツ人は右腕の筋肉が相当鍛えられていたと推測されます(笑)。舞台となったニュルンベルグは空襲の被害が大きいそうですが残っている建物や町並みそれ自体も復元されているらしいので一度行ってみてみたいと思いました。

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2007/11/07

ALWAYS続三丁目の夕日

ALWAYS続三丁目の夕日を見た。
全作は割と楽しめたので期待して見に行った。

以下ネタバレになるので・・・

続きを読む "ALWAYS続三丁目の夕日"

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2005/12/04

アンソニー世界を喰らうニュージャージー編

ディスカバリーチャンネルでやっていた、アンソニー世界を喰らう、ニュージャージ編を見た。NJ州は小2~小4まで過ごした土地で大変懐かしく感じた。番組でもさんざん揶揄されているが、NY州ニューヨークと川をへだてた所にあるニュージャージー州は「出身はどこ?」と聞かれて思わずニューヨークと答えてしまうNJ住民が多い土地柄。日本で言うならば「東京」ディズニーランドがある千葉みたいな存在か。そういえばNYに近いところの住民は殆どNYに通勤に出かけ、それ以外は近郊型農業が盛ん(なにせニックネームがGarden Stateだ)、産業廃棄物やゴミを受け入れている所なんぞ千葉そっくりだ。

驚いたのは(かつて日本人が多く住んでいたFort Leeの隣の)Edgewater という街にあるMitsuwaというスーパーが取り上げられていたこと。私が住んでいた時は今より多く日本人もいたけど、日本食料品店と言えばFortLeeに安芸という店と大道という店があったぐらい。それもコンビニ程度の広さの店だったがMitsuwaはアメリカンサイズのスーパーで商品は日本そのものな位品揃えが豊富だったこと。鯛焼き屋さんの屋台まで出ているから驚きだ。きっとNY(NJ)駐在員の家族は土日にあそこに買い出しに行くのが楽しみになっているのだろうなと推測される。

パーソナリティーがペコちゃんのキャンディーとユンケルのタモリが私を買えと言っていると感じたり、色遣いに驚くシーンには、へー何にも知らないガイジンはそう思うんだと思ってしまった。

その他にもNJを思い出させてくれるランドスケープだとか、豊かな自然とか背景にたくさん映し出され、思わず行きたくなってしまう。あー休みが欲しい・・・

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2005/12/02

「always-三丁目の夕日」を見た

もともと違う映画を見ようとしていたのを気が変わって急遽これを見たので、期待しないで見たのだが、これがどうしていい映画だった。

あの時代(昭和33年)のことを知らない世代でもあの時代のイメージのものをこれでもかと画面に映し込んでいて、映像版時代テーマパークを見ているようでもある。クスッと笑ってしまうコメディーと、お約束的なストーリー展開とわかっていても、思わず泣いてしまう感動シーンとが程よくミックスされていて、作品としてよくまとまっているなぁと思った。

時代設定が自分が生まれる15年も前のことなので、あの時代のことをリアル体験できるわけではない(たとえば生まれたときからテレビや冷蔵庫はあったので初めてテレビが来た感動はないなど)私でも、子供の頃はあの時代の残滓(コンビニがなくて駄菓子屋だったり、わずかながらも三輪車が走っていたり、常磐線のローカル電車にはまだ旧型の客車が走っていたりだとか)がまだ何パーセントとかは残っていたので、思わず懐かしくなってしまった。

しかしあのCGとリアルな映像との整合はすごいな・・・最初の方でカメラワークの激しさ(というか軸の回転に)に目が回りそうにはなったけど・・・

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2004/11/14

スイングガールズ

yamagata2.jpg
他の映画を見に行ったときの予告編で「なんがいぐね、いぐね?」の台詞が刷り込まれてしまったこともあって気になっていた映画を見た。映画とは感動しに見に行くものだと思っている私にとっても、たまたま早く仕事が終わったとき会社帰りにさらっと気楽に見るには素直に面白い娯楽作品だと思う。シリアスな映画なら納得いかないかもしれない強引な話のもっていきかたでも、コメディなら許せるし。

ただ残念なのはガールズ達の上達する過程をもっと描いて欲しかった。最後の演奏会など口パクで誰かが代わりに演奏しているのかと思ったら実際に彼女たちが演奏していたとあとで知って余計そう思った。

余談だが、最初ガールズ達が寝過ごしてしまう設定がある。実は私は今年の夏、その駅で乗換えるつもりで列車に乗っていたのだが、途中でうたた寝。気がつくと駅だったので慌てて停車中の列車に乗換えたら、単線でその駅で交換待ちしていた逆方向の列車に飛び乗ったため、乗りたい方向と逆の方向に行く羽目に。そういった経緯もあって映像に引き込まれてしまった。

映画で描かれている通りの日本の原風景のようなのどかな車窓(写真はその山形鉄道の車窓風景)の風景に呆然としなくてはいけなかったのだが、それはそれで良かった経験だった。ソフトな語感の方言とともに背景に描かれている風景もこの映画をほんわかさせてくれる要素なんだろうな。

そういえば高校生の時、学校のホールにデュークエリントン楽団が来てジャズの公演したんだったけな。あのときはジャズの良さが全然分からなかったけど、この映画みたらなんか入門編のCDでも買ってみたくなりました


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2004/08/06

ブラザーフッド(태극기 휘날리며)

これでもかと言わんばかりの、ホラー映画並みのむごい・えぐい戦闘シーンの描写が
続きさすがの私でも目を背けたくなるシーンが多かった。しかしハリウッド映画などのように
簡単に人をなぎ倒していく、人を物質化した描き方とは違い、人の死とはそれだけ
重いものだということと戦争の悲惨さを監督は描きたかったのだと思う。

ストーリーとして十分感動、涙ウルウルだったのだが、ストーリーのスケールの大きさと
戦闘シーンの描写にエネルギーを使い果たしてしまったのか、最後の現在のシーンは
弟のために死んだ兄のことをもっとじっくり描いてくれれば、より大きい感動が引き出せたと
思った。少し尻切れトンボっぽいところが残念。

あとチャンドンゴン、男から見ても格好いいと思うし演技もよかったのだが
食料も乏しい極限状態におかれている兵士の役柄的には少し肉付きが
良さ過ぎる気がした。

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2004/06/21

シルミド

決して楽しい映画ではない。芸術的な映画でもない(むしろ時代を感じさせる演出か、ださい映像である)。これでもかと過酷な訓練や運命の訓練兵達が描写される。

しかし北朝鮮出撃前夜杯を交わして歌った国歌(それも旧版蛍の光バージョン)、死に瀕した場面で虫の息で北側の軍歌(赤旗の歌:北に潜入する時北側兵士になりきるため軍歌なども北のを教え込まれていた)を歌う場面などで涙があふれるように流してしまった・・・赤旗の歌はつい最近まで北朝鮮の暗号放送(暗号の数字を読み上げる)の冒頭に流れていたので私には思い入れがある。ただこういうふうな事前知識がないと感動するシーンでも、なんにも思わないかもしれない。前に座っていた人も「訳分からない」とか言っていた。こういう感じで決して万人向けではないが、途中なかだるみなどなくあっという間に2時間が過ぎてしまった。DVDが出たら買ってしまうかもしれない。

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2004/06/11

イラン映画祭 「ふたりのミナ」

結局昨日に引き続きイラン映画祭に足を運んでしまった。
今度のはコメディ。映画を見てこんなにゲラゲラ笑ってしまったのは恐らく初めてかもしれない。
上映後の質疑応答(なんと主演者本人が登場)ではイランで作られる映画のうちコメディーはわずかしかないとのことだったがこんな楽しい映画を作れるならたいしたものだと思った。
さりげなく同じテヘランに住みながら両極端の生活環境におかれている人なんかも描写していて、意外と社会的なメッセージも盛り込まれている。昨日のも面白かったけど、見てて楽しいのは絶対こちら。こういう楽しい映画なら何本見てもいいと思わせてくれる映画だった。もしかしたらイラン映画にはまるかもしれない。

それにしても写されるテヘランの街並み見るとまた行きたくなってしまう。

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2004/06/09

イラン映画祭 「低空飛行」

国際交流基金フォーラムでイラン映画祭の上映を見に行ってきた。ハタキミア監督の「低空飛行」移住を夢見て飛行機をハイジャックする話。結局ドバイでもイランに戻るでもなく海に不時着して終わるので結論を出さずに映画は終わるのだが、ストーリーの展開も意外だったり娯楽映画として楽しめた。

外国人ウケを狙ったような芸術性の高さを追求するのではなく、イラン人の人気を得ようとする指向が強かった点も新鮮。中国映画でもそうだけどアジアの映画って本国ではヒットせず外国で評価される映画が紹介される傾向があるのだが、これはそういう事はないなぁと思った。現にイラン人で9割方席が埋まる盛況ぶり。笑うポイントなどの違いも面白かった。

イラン人が大勢いるので雰囲気も盛り上がる。(香水とかチャドルをかぶった女性などイランの雰囲気満点な上チャイハネなんかも出店していてイランにまた行きたくなってしまった。明日も仕事が早く終われば行ってしまうかもしれない。

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2004/06/05

シルミド恐るべし

私にとって韓国のスターといえばヨン様だかなんではなくアンソンギなのだ。そのアンソンギが主演するシルミドが今日から公開とあってたまたま新宿にいったので見ようと思い、映画館へ行ったら立ち見も含め満席とのこと。その人気にビックリしたのだけが今日の収穫・・・

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