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2004/09/11

スト回避いろいろ

プロ野球のストはひとまず回避されてよかった。一部には実施を煽っているかの如き報道もあったが(朝日新聞ネット版なんかスト突入へなんて見出し付けていた。それでいて中身は回避されるような書き方だったから何だか変な感じだった。)この時期にストやったってシラケるだけ、ファンが呆れるだけなのは目に見えていただけにこの決断は妥当であろう。

オーナー側のはじめに球団削減ありきと新規参入を拒絶するという姿勢が取り敢えず引っ込められられた時点でストをやる大義名分はなくなっていると思うのだが、私はこの期に及んで未だオリックスと近鉄の合併そのものの反対にこだわっている古田以下選手会の対応には違和感を感じる。球団を経営するやる気がなさげに見える近鉄に無理に経営をさせることに意味があるのだろうか。そもそも雇われている立場の組合が企業の合併に反対してストをやる権利ってあるのだろうか。それよりかは新規に参入を希望する所を探す方が賢明だと思うのだが・・・

それにそもそも球団経営が行き詰まっている背景には選手の年俸高騰が最大の原因。物価や給与水準は例えば10年前と比べてもそれほど上がっていないのに、1億円プレーヤーは10年くらい前にはあこがれの的で特別な存在だったのに、いまや74人もいるという。経営側に何かを要求する前に選手の年俸削減などを検討する必要があるのではないか。優勝したり、ちょっといい成績だと年俸は急に上がるのに、全く活躍しなくても25%しか年俸は下がらない。実績主義と年功序列型のいいとこ取りの仕組みは考え直す時期に来ているのではないか。

あと経済的合理性を無視するときに限って「ファンの夢」だとかを語るのは止めて欲しい。
もっともな事も多いが、あまりに大バーゲンされすぎてはいないか?

話変わって10日の讀賣社説は巨人の本音と自分勝手さがよくわかり面白い。もちろん主筆であるナベツネ氏の意向が反映されてのことだろうけど。

特に「ただ、門戸が広がっても、売名目的など安易な気持ちで参入をもくろむ企業には、注意が必要だ。  球団を保有する場合、専用球場、宿舎や練習場の建設費、運営費や年俸など、加盟料の何倍もの資金が必要になる。 過去には、七三年に東映を買収した日拓ホームが、わずか一シーズンで球団を放り出すという悲劇も起きた。球団は、マネーゲームのおもちゃではない。 」

と明らかにライブドア?そんなのしらんという姿勢が見え見えだ。いったいいま球団もっている企業は売名行為をしていないとでもいうのだろうか。それなら大リーグのように地名+チーム名に統一して欲しい。ビジター用のユニフォームに「TOKYO」とあったのを「YOMIURI」ってシーズン途中でも書き換えたチームの親会社の言うことだろうか。それに一シーズンでもチーム消滅が先送りされることよりも、今年中に球団が消えてしまうほうが「悲劇」 ではないともとれるおかしな説明も不思議だ。日本のプロ野球が抱える問題の根本はこの親会社の意識を変えることから始める必要があると思うがいかがだろうか。

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