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2004/05/16

オプション付き外貨定期

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最近流行しているものにオプション付き(特約付き)の外貨定期がある。大雑把に言うと預入時に判定相場を決め、満期日にその判定相場より円安であれば預入時の利息と元本が円で戻ってくるが、その判定相場より円高になった場合は通常の外貨定期として外貨で元利金を受け取ると言うもの。

この商品の有利な点は相場が円高になっても判定相場よりは円高に進んでいない場合はその為替リスクを回避できることにあるものの、大きく円高方向に動いた場合は為替リスクをそのまま負ってしまう上、円安方向に動いても為替メリットを享受できないデメリットもある。

自分の持っている相場観が今より若干の円高の範囲なら一番有利、なのだが結局この商品が有利なのは判定相場以上預入時相場より1円円安(普通の外貨定期の場合は外貨を円に戻すときは1円の手数料相当分をレートで払うので)の間の比較的狭い範囲のときだけである。

現在は円貨はゼロ金利なのに比べれば(ここのところ金利上昇傾向ではあるが)ドルの金利は高いとは言っても付いても1年もので1パーセント程度。要するに外貨預金とは現行金利水準では円での利回りを気にしなかったり長期の投資を目的にするのでなければ、金利を目的にするのではなく、為替差益を目指す商品なのである。なのでこのような為替差益を放棄するような中途半端な特約付き外貨定期は、私個人的にはおすすめしない。こういう預金は普通の外貨定期なら中途解約もできるのに対し、できないか銀行が見合いで市場に対して行った取引の取り消し分として結果的に非常に割高な清算金をはらわなくてはいけないケースが多いのも損切りのダメージが大きくなるのでその点もデメリットとして挙げられよう。

よそさまの広告コピーを批判するのは本意ではないが、この銀行のコピー「外貨預金の金利は魅力だけど為替リスクが・・・」というのは間違いではないけど本質的には「円よりは高い金利だけど為替差益は放棄・・・(少しの為替変動なら為替リスク回避できますが大きな損は回避できません)」といえるもののような気がしてならない。

繰り返しになるが、自分の相場観があまり円高は進まないという時には有利になるので、しっかり吟味して自己責任でならどうぞ。

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